事実婚7年目のただの日記

事実婚7年目の思いや仕事・日々の出来事について

起業塾で出会う、起業したい女性たちの実態。

私は、3年前に会社員をやめて起業した。

起業前は何をしていいのかさっぱりわ分からなかったので、本を読んだり、起業系のセミナーに行ったり、色々と情報収集をした。

 

起業を思ったのは、会社勤めでいる限り旦那の協力が得られにく環境で子育てと家庭の両立は無理だ。と考えていたからだ。

それに、ある年になったら会社や社会で学んできた事を今度は社会に恩返しする番だとも思っていた。

それに、専業主婦になるのは嫌だった。大学を出て企業に就職して、涙を流しながら、歯を食いしばりながら、疲労によるいろんな病気にもなりながら、10年間頑張って、やっと、一人で現場に出られるようになって、主体的に仕事に取り掛かれるようになって楽しくなってきたのに、主婦になったらただの主婦。今までの実績は0になる。

 

そんなこともあり、準備に約2年もかけた。

1.会社を作るための知識。その後の経営の仕方。

2.どんなサービスを提供するか、中身の準備

 

1は簡単だった。本を読んで、役所や法務局にいけば教えてくれる。一番いいのは行政系が発行しているパンフだ。

 

2が大変だった。何をするか。どうやって。営業方法は? 仕入れはどうするか、どうやってお客を集めるか。

 

女性だけの起業塾にも参加した。そこで、色々な人に合うのだが、まあ、中途半端な人が多い事。多い事。

 

一番、驚いたのが「自称女社長」

彼女もセミナーで出会うのだが、会社は経営していない。仕事は派遣社員である。有名ブロガーの様で「すごいアクセス数が多いの~」と自慢していた。

ブログのタイトルは「女社長の○○日記」である。 

オイ!まだ、社長じゃないじゃん(失笑)世の中をだまして馬鹿にしてるのか?

 

その他にも「今の職場や仕事内容が自分にあっていないから」と節々に文句が出る人。ネイルサロンで働いた事は無いけれど、学校で資格をとったから自分でやろうと思ってと言う40代。すでに自営業で女性らしい教室を開いているにも関わらず、何の目的か起業コースに参加している人。何となくの人。(まぁ、最後の2件は良しとしよう)

 

なんか、起業という形に憧れて、女社長という肩書にかっこよさを感じて、今の現実から逃げたくて起業したいっていう人が多くいた様に感じた。見た目だけ?

 

ここにきている人が3年経って、何人起業できたのか、知りたいとこである。

因みに自称女社長さんは、2年前まで「海外に行くかも~」と年賀状が来ていたが、今は行方しらずだ。

 

女性で起業したい人に言うけれど、正直、務めていると時より大変。

 

起業の業種にもよるけれど、始めはお金もあんまりないから、全て自分でやらなくてはいけない。HPの作成や事務作業。経理(税理士に頼んでるけど)パンフレット。勿論、営業。そして仕事が入ってきた時の業務に追われる日々。そして、仕事がなくなった時の苦悩。

 

友人もベビマ教室を自宅で開設したけれど、なかなか思うようにはいかない様で、子供が寝静まった深夜に作業したりと「大変だ。」とこぼしていた。

 

それでも、女性が輝く社会は素敵だと思う。

大きな事は出来なくても、地域密着型でも起業して頑張れるならそれで良いのかもしれない。

 

がんばれ!!女性!!