事実婚7年目のただの日記

事実婚7年目の思いや仕事・日々の出来事について

時効10年というやつ。民法を身近で感じる。

普通に生活をしていれば、あまり、法律を意識する事はないのではないだろうか?

勿論、住まいを買うも借りるも借地借家法の基に成り立っているし、食品だって衛生法の上に成り立て提供されている。それらは、全て健全な企業がちゃんとした手続きや管理をした上で消費者に提供されているので「そうか!これはこういう法律があるからこうなっているんだ。」と思う事はあまりないと思う。

 

結婚5年目、旦那のお金に対する管理・運営の無さに目をやりながら、ここ数年は目立った悪事を働いていないので、ちょっと油断していた。

 

旦那宛てに内容証明が送られてきたのだ。送り主は「○○債務○○会社」

また、嫌な予感。

 

帰ってきた旦那に開封させると、武富士の破産後の管理をしている会社からだった。

「9年前に借したお金が返済されていませんので、返して下さい。」との事。

「元金:1万」 

はぁ~? 1万~? 何これ?

新手のおれおれ詐欺か?と思い、私だったらこの手紙を疑うとこだけど、前科者の旦那である。

本人もあいまいで「借りた事あるけど、返したはずだけど」となぜか怒こり気味である。

「支払いした時の領収書とかとってないの? 借入した時の返済計画とかないの?」

当然、ある訳ない。あぁ~~~。あほだ。本当に情けない。もう、これは払い忘れでしょう・・・・

利息は書いて無いけど、金利が3%としても3万3千円ぐらいか。

「電話して内容を聞いて、さっさと払って、ちゃんと振り込んだ明細を残してこい」と、もうこんなくだらん事に関わりたくない。

 

それにしても、何で9年の間、連絡がなかったのだろう。引っ越しを何度もしているので、分からないにしても、今さらわかるなら、武富士が倒産した後、すぐにでも連絡がなかったものか。

 

「9年」 時効は「10年」・・・・これか!! 時効直前に催告すれば、時効は中断となる。支払いが免れたわけではない!民法のこれか!!

く~、会社は新住所も知っていながら、あえて黙っておいて時効前に取れるだけ利息を取って、借金は時効消滅しないようにしようという考えか。

 

て、当然、払い忘れている馬鹿な旦那の方が悪い。でも、何か、やられた感が一杯でもやもやする私だった。