事実婚7年目のただの日記

事実婚7年目の思いや仕事・日々の出来事について

住宅ローンが組めない!

7年の事実婚。そろそろ決別を考えています。

 

 

さかのぼる事、5年前。

新居の賃貸の審査に落ちた旦那の理由を信じ「もう払い終わって随分経つし大丈夫ね」と旦那に確認の上、住宅購入を真剣に考え出していました。

 

何件も土地や中古を見学し、ようやく巡り会えた一件の土地。

膨らむ夢。遠方の義両親(旦那は長男)と一緒に住むことになっても良いように、2世帯っぽく計画。一緒に住むまでは賃貸に貸せるように、と図面を書きました。この辺の作業は仕事でも慣れっこなので苦も無く帰宅後の空いた時間で描き、大体の工事額も出せたので、いざ、銀行に相談。

 

二人の世帯収入からして借入可能額の範囲ではあったけど、結構な額だったので銀行の担当者も「少し多いのでは・・・」と始めは渋い顔でした。自分たちの考えを説明し、返済計画も説明しました。担当者にも納得してもらえ、事実婚状態でも融資実行の時に入籍していれば連名で借りれるので問題なし。とのことで、審査をしてもらう事にしました。

 

それから1週間。

不動産屋の担当者から連絡が。

担当:「あの・・・どうやら、審査が通らない様です・・・」

私:「んんっ?!!!!!。何かの間違いでは?主人も私もしっかりした会社ですし年収も中のちょい上ぐらいですよ」

担当:「理由は教えてもらえないのですが、まずご主人の審査が通らなかったので、奥様の方は審査していないそうです」

私:「あぁ・・・そうですか・・・とにかく旦那に理由を聞いてみます」

 

とにかく恥ずかしかった。自分たちは購入できるもんだと自信満々で話をしていて、なのにこのありさま。勘違い夫婦の代名詞ではありませんか!

大恥こいた。とはこういう事か・・・

 

私、今までリボだって組んだ事がないし、当然借り入れもない。毎月の支払いだってきちっとしてたし、学校でもどちらかというと優等生タイプで周りから頼られる存在だったのに。今まで目標立てて計画立てて自分の意思と行動力で進んできた人生が、まさか、一生に一度の買い物でつまづくとは・・・しかも原因が自分じゃない。

 

帰ってきた旦那を問いただすと「実は・・・」「・・・・借金があります・・・」

 

この後、私が鬼になったのは言うまでもない。

 

今思えば、賃貸の審査に落ちたのもこれが原因で、婚姻届の時、母が止めたのもこれを察しての事で、今思うと、冷静な判断ができなかったのは私だけか・・・

 

借入の残りは20万程度(ダサい!!これぐらい払えるわ!!)だったので、さっさと返し「もう二度と私に嘘をつくなよ」と恫喝に近い脅しをし、私の煮え切るはらわたを沈めたのでした。

 

 

以前は、頭にきて、腹が立っていた。この感情は自分の意思と反対の物に拒否する感情。これって実は自分が自分として人格を保つのに必要な感情だと今思う。

今は、半ばあきらめモード。「あぁ、またですか・・・」と何処かで相手を受け入れてしまっている。こだわりがなくなった今の自分は、はたしてこのままでいいのでしょうか・・・・